熊薬東京バッテン会卒後研修会のご案内

日時

2017年9月17日(日) 10:00 - 13:00

会場 キャンバスイノベーションセンター 5階 リエゾンコーナー508
東京都港区芝浦 3-3-6
ご来場の際は、左地図をご参照ください。
会費

熊薬東京バッテン会会員       : 500円
(関東在住・勤務の熊薬卒の方)

上記以外の方             :1,000円

 (参加者は日本薬剤師会認定シール2単位が取得できます )

研修内容

研修会内容

(1) 薬物乱用の実態と医療麻薬の適正使用について
 わが国の薬物乱用は、現在も覚せい剤を中心に検挙者数が毎年1万3千人を越す状 況にあり、その根深さは一向に改善していません。国内では、警察・海上保安庁・ 税関等と麻薬取締官(約300名)・麻薬取締員(約100名)が連携しながら捜査 を展開しています。 薬物乱用に関するDVDを鑑賞することにより、近年の薬物乱用の実態を学ぶと共 に、医療麻薬の不正取扱い事件から医療機関・薬局での麻薬等の適正使用方法を見 つめ直します。

(2) O157食中毒事件から食中毒対策を考える
 O157による食中毒事件がマスコミで久しぶりに取り上げられていますが、国の 食中毒統計を見ますと毎年2万人を超える患者が発生し、そのうちで毎年10人前 後の貴い命が失われています。 そこで、この機会に日本食品衛生協会製作DVD「防ごう腸管出血性大腸菌O15 7食中毒」を視聴した上で、食中毒対策について元熊本県健康福祉部生活衛生課食 品衛生監視機動班の坂田政幸氏(当バッテン会卒後研修担当者)からの講習があり ます。食中毒を他人事にしないでください。

多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

なお、熊大薬学部同窓生以外の参加希望者は、
研修会担当の坂田政幸(携帯:090-7533-4199)までお尋ねください。

(卒後研修会担当:坂田政幸)

連絡先 お問い合わせからご連絡ください。

最近の熊薬東京バッテン会卒後研修会のご報告(平成28年1月~平成29年5月)NEW!

●日時:毎年1・3・5・9・11月の第3日曜日の10~13時に開催
●場所:東京工業大学キャンパス・イノベーションセンターの4階(5階)
東京都港区芝浦3-3-6(JR田町駅東口から歩いて1分)
●内容・講師等
①H28年1月
(熊本大学薬学部で開催された「第27回薬剤師のための医療薬科学研修会」の
DVDの前半を視聴)
講演1:菅野 彊氏(㈱どんぐり工房元社長で薬局薬剤師の立場からの著作・講演活動で有名) 
「薬局薬剤師が疑義照会に踏み切るとき」
講演2:大野能之氏(東京大学医学部附属病院薬剤部副薬剤部長)
「臨床を変えるこれからの薬物相互作用マネジメント」

②H28年3月
かかりつけ薬剤師が評価されるなど、患者の健康全般に薬剤師が正面から取り組む
ことが本格的に求められる事となった診療報酬改定について学んだ。
講師:後藤弘一氏(みよの台薬局グループ取締役、昭和37年熊薬卒)
「平成28年度 診療報酬改定について -かかりつけにどう関わるかー」

③H28年5月
 (日本薬剤師研修センター研修シールの2点シールを交付開始)
①の研修会DVDの後半視聴に加えて、熊本地震の発生を受けて直下型地震時の被
害とその時の対応について、各種資料を使い共に学んだ。
【①の研修会DVD】
講演1:柴田啓智氏(済生会熊本病院薬剤部) 
「疑義照会の品格」~チーム医療の中で臨界点は存在するのか~
講演2:平田純生氏(熊本大学薬学部附属育薬フロンティアセンター長・臨床薬理分野教授)
「疑義照会せねばならない腎機能低下患者のハイリスク薬の過剰投与」
【直下型地震時の被害等】
熊本地震の被害状況の新聞報道を確認の上、東京都防災ホームページの「首都直下地震等による東京の被害想
定」と「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定」に基づき、被災者になる心の備えと発災後の医療救護
における薬剤師の役割について議論した。

④H28年9月
講演1:佐藤優子氏(東北薬科大学出身)
「タンザニアでのJICA活動とその後」
発展途上国での薬剤師のJICA活動を聞き、地域の実態を知ると共に、薬剤師として
の国際貢献の可能性を感じることができた。
講演2:坂田政幸氏(熊薬東京バッテン会卒後研修担当)
「水俣を思う」
水俣の海の環境復元に若き日々を過ごした元熊本県職員の目から見たミナマタの過去
と未来の問題についての共通理解を深めた。
記録映画鑑賞:スモンの会全国連絡協議会製作「人間の権利―スモンの場合―」
1950~1960年代にかけて1万2千人あまりの被害者を出した薬害事件を振り
返り、安全対策の重要性を再確認した。

⑤H28年11月
講演 :榊原統子氏(日本医薬品情報センター、星薬科大学出身)
「薬剤業務事例に学ぶ医薬品情報リテラシー」
医薬品の安全性・有効性の確保に欠かせない最新の医薬品情報の入手・活用方法を学び、
普段の業務に活かす事の重要性を再確認した。

⑥H29年1月
講演1:清水健史氏(宮崎県県警本部科学捜査研究所、昭和58年熊薬卒業)
「血液型と科学捜査」
血液型の歴史や遺伝子と血液型の関係などについての新しい知見を学ぶと共に、テレビ
でおなじみの科捜研の実際の活動の紹介があった。
講演2:坂田和江氏(元、薬害肝炎検証委員会委員・医薬品制度改正検討部会委員)
「薬害事件による様々な制度改正とその後」
薬害肝炎を中心に薬害事件の歴史と事件の結果、制度化されてきた各種対策等を再確認
しながら、薬害を再び起こさないために薬剤師が持つべき意識を学んだ。

⑦H29年3月
講演1:佐藤大介氏(医薬品医療機器総合機構、平成18年熊薬卒業)
「PMDAの医薬品安全対策業務に携わって」
リスクとベネフィットのバランスを考慮しながら適切に使用されてはじめて、安全性と
有効性が担保される医薬品等に関するPMDA安全部の業務を聞きながら、日頃の業務
でRMPの活用や副作用報告の必要性を再確認することができた。
講演2:松永雄亮氏(医薬品医療機器総合機構、平成15年熊薬卒業)
「ハーボニー事件から見た医薬品の流通管理について」
現金問屋といわれる医薬品卸業者による医薬品流通の弱点をつかれた事件の内容は医
薬品の在庫管理をする立場にとって人事では済ませられない問題だと感じさせられた。

⑧H29年5月
講演 :斉藤貴志氏(理化学研究所脳科学総合研究センター、平成8年熊薬卒業)
「認知症・アルツハイマー病の基礎研究の現場から」
超高齢社会を迎え、認知症患者の増加が確実視されている中、基礎研究に基づく認知症
の新薬開発が期待されているものの、まだ道半ばとの話。高齢者予備軍の私にとっても
他人事ではすまされないと思い、講師推薦の生活の中でできる運動・睡眠・瞑想・青魚・
緑茶・適度なアルコール等のアルツハイマー病のリスクを下げる方法を実践している。

 平成29年5月21日研修会風景

報告 : 昭和56年卒 坂田政幸